こんにちは、てらけんです。
僕は根暗の陰キャラから
PC1台、SNSを使って起業し、
いまでは月収500〜600万を安定して収益化しています。
僕に対して、
「てらけんはいいよね、自由で」
「わがままで自己中だからこそ成功できたのでは?
普通の人はムリでしょ」
「他人よりも自分でしょ?
起業家って勢いが大事だからね」
といったことを言ってくる人もいるのですが、
でも僕は、かなり人の顔色を伺ってしまい、
自分ってなんなんだろう…と落ち込んでしまうタイプです。
すごく疲れてしまう時がある。
みんなで楽しく飲み食いしていたのに、
帰り道、「はぁ、(楽しかったけど)疲れたなぁ」
と思ってしまったり。
そして本当の自分が分からなくなったり。
きっと同じ人もいると思います。
結論的には、そんな自分も受け入れて、
折り合いをつけてやっていくしかないよねという話ですが、
そんな簡単にストーンと結論を書いて
終わりにできない内容なので、深掘りしていきます。
関連記事:自分を守るために感情を捻じ曲げ、自己正当化してしまう僕たち
つい先日、仲良しの先輩経営者2人と、
ご飯を食べたり、スナックに行ったりする機会がありました。
2人とも30代で、僕より5つくらい年上です。
その日、僕はいつものように楽しく会話をして、
楽しく過ごしているつもりでした。
でも先輩経営者の1人は、
そんな僕の姿を見て、こう言ってきました。
「てらけんってさ、めちゃくちゃ人の顔を伺っているよね。疲れない?」
まるで心の中を覗かれてるようで、
一気に恥ずかしくなってしまって。
たしかに、その先輩経営者2人とも仲良しではありますが、
どちらかといったら接待に近い状態というか、
僕が楽しい!というより、
僕が楽しませなきゃ、という気持ちの方が強くて。
自然と顔色を伺っているせいか、
気づいたらそんな感じになってしまうのです。
だから、彼らと遊んで、解散した後、
僕はすごく疲れてしまって。
嫌いじゃないしむしろ全然好きなんだけど、
顔色ばかり見て、
「楽しんでくれてるかな?」
「不機嫌じゃないかな?」
「問題ないかな?」
と考えてしまっているせいで、
その反動で、グッと疲れがやってくる。
そして、自分の軸は一体どこにあるんだろう…
とネガティブモードになってしまうわけです。
関連記事:【経験談】うつ病の治し方→限りなく透明化することで目立たなくする
他にも例を出すと、この前、
プライベートの友人とお風呂に行く機会がありまして。
車に乗って、ふらっと埼玉まで。
で、ロッカールームで着替えてるとき、
「てらけんってさ、先に体を洗うタイプ?
それとも先に湯船に入るタイプ?」
と聞かれまして。
僕はいつも先に体を洗ってから
湯船に入るタイプなのですが、そのとき、
「ん〜、どっちもあるかな!
相手に合わせることが多いかも〜」
と回答しました。
これ、本音を言うと、
「先に体を洗うタイプだね!」
と言ってしまって、
もし相手が「湯船から入るタイプ」だったら
相手が無理して自分に合わせてくるかな…
などと一瞬の間に考えてしまい、
だから唐突に上記のような回答をしました。
結果、彼は「湯船から入るタイプ」だったみたいで、
だから僕も相手に合わせて、
軽く体をシャワーで流したあとに湯船にダイブしたのです。
お風呂ネタならまだあります。
別の人と行ったとき、
「アツアツのサウナとミストサウナ、どっちが好き?」と聞かれ、
その人は「ミストサウナが好き」
という事前情報を知っていたので、
「ん〜、ミストサウナの方が最近は好きかなぁ」
と答えてしまったり。
これも顔色を伺ったというか、
相手に合わせようと思いまして。
本当は、アツアツのサウナ⇄水風呂が好きなタイプです、僕は。
あとそうそう、
最近はもっぱらタクシーですが、
相手が電車で、改札で見送りする際、
僕は相手が最後に振り向く可能性もあると考え、
最後までその振り向きを待っています。
だって、バイバ〜イと言って別れたあとに
すぐにその場を立ち去ってしまったら、
相手が振り向いたとき、そこには誰もいない。
ちょっと寂しい気持ちになると思うわけです。
逆に、自分が見送りされる側のとき、
必ず最後に振り向いています。
そのとき、
僕が振り向くのを待ってくれている人もいれば、
立ち去ってしまう人もいて。
てらけんのことを、
「バリバリの起業家」
「スーパーコピーライター」
なんて言ってくれる人もいます。
でも実際のところこんな調子なわけです。
だから、予定を断るのもちょっと怖かったりします。
断ることで相手が不快に思ったら悪いな…とか、
次から誘われなくなったらどうしよう…とか。
実際に予定を断ったわけでも、
なんなら誘われたわけでもないのに、
TwitterやInstagramのタイムラインに
友だち同士で遊んでる画像が流れてくると、
胸が小さく痛んだりもします。
「あれ?誘われてないな…。ハブられているのかな?」
とムダなことを考えてしまったり。
いつからこうなったのかは分かりません。
もっと鈍感になりたかったし、
もっと気にしない性格だったら良かったのに、と思います。
原体験の話をすると、
もう10年以上前の話になります。
当時、顔色を伺って、
機嫌がいいか悪いかを
毎日のようにチェックすることが完全に癖付いていました。
機嫌が悪いと殴られたり蹴られたりするので、
ほんの些細な眼球の動きや
表情の変化に敏感だったのです。
これは自己防衛のために
無意識に鋭くなってしまったスキルなのかもしれません。
別に、このような原体験がなくても、
今の世の中、周りの目を気にしすぎてる人の方が多いと思う。
顔色を伺って、
自分より相手を優先して、いつも疲れてしまう。
みんなの前では明るく振舞っても、
本当は疲れているんでしょ?
おうちに帰って、
はぁ〜なんてため息をつきながら、
缶チューハイを開ける。
まぁ、楽しかったらいいか、
と思い込むことでいつも自分を保っている。
気持ちはわかります。
すごくわかる。
でもそういうのを習慣的にやっていると、
自分の本音や素顔が分からなくなってきます。
「あれ?自分って何がしたいんだろう」
と急に我に返る瞬間がある。
もう何度もそういう瞬間を経験し、
言葉にできない寂しい夜を越えてきました。
逆に、他人に一切興味がなく、
顔色を1mmも伺わない人もいます。
「このタイミングで
どうしてそんなことが言えるの?
こちらの表情とかちゃんと見てる…?」
と言いたくなるほどに無神経だったり。
それはそれである意味
羨ましいと思ってしまいます。
そんなこと、自分には全然できないからです。
これ系の悩みについて調べると、
いくつか解決策は出てきます。
「自己肯定感を上げるべし」
「人を楽しませる前に自分が楽しむことを優先しよう」
「(その人に嫌われてもいいように) 絶対的な味方をつくろう」
などなど。
でも、僕から言わせてもらえば、
そんなこと分かってるんですよね。
分かってる上で顔色を伺ってしまう。
相手がいまどんな感情を抱いているか?
にフォーカスしてしまう。
時にはすごく不安になったり、心配になったりする。
だからもう、一周まわって、
最近はこう考えるようになりました。
「もしかして、他人の顔色を伺えるって素晴らしいことじゃね?」
なんだか、
顔色を伺ってしまう=悪みたいなイメージがあるけど、
実際のところ、
顔色を伺えるからこそ優しい対応ができるわけで、
顔色を伺えるからこそ思いやりのある文章が書ける。
結局、コンテンツメイキングにおいて
有利に働くと僕は思うのです。
(自分よがりのコンテンツより
お客さんに寄り添ったコンテンツの方がウケるので)
逆説的にいうと、
顔色を伺ってしまう人種だからこそ、
ここまで事業を伸ばすことができたのかもしれない、とも言えます。
そうやって掘り下げていくと、
自分のいいところも悪いところも表裏一体というか、
捉え方次第・活用次第な気もして。
世の中には、気を使いすぎて疲れてしまい、
自死を選ぶ人だっています。
でも、「気を使いすぎる」
ということをコンテンツ制作に活かして、
バチバチに響くものを作り、
収益化を最大化することだってできるのです。
顔色を伺ってしまう=悪、
ではないということ。
発想の転換が必要です。
誰かと付き合っても結婚しても、
いつか離れてしまう時がくるかもしれない。
でも自分は、自分だけは、
生きてる限りずっと付き合っていく必要があります。
だからこそ自分のいいところと
悪いところを受け入れ、
折り合いをつけてやっていくしかないと思うのです。
僕はもう、「顔色を伺ってしまう」
という一見したらマイナスポイントを、
うまくプラスに転化しようとして今に至ります。
ただ、あなたは、
誰かの期待を満たすために
生きているわけではないので、
「顔色を伺ってしまう」
のもやり過ぎはよくないかもですね。
可能ならコントロールをしていきましょう。
僕も自由だし、
だいぶラフに生きていますが、
意外とこうやって気にしいというか
ぜんぜん普通の一面もありまして、
だから疲れたときは
自然に触れたり旅に出たりしています(笑)
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回も心に刺さりました。
今、まさに気を使いながら仕事してて…
本当に辛いですね。
顔色見て、その人が怒らないように、って。
それ、違いますよ!とか、
こうしたらいいと思います!も
言えない。
目の前で間違えながら仕事してる先輩に
物申す事もできず、一緒に働いてます。
先輩は60歳過ぎたオバさん。
早く1人で、自由に仕事したい(涙)