【出禁】お坊さんにブチ切れられて気づいた、真の信頼関係について

こんにちは、てらけんです。

僕は会社員(営業マン)から起業し、
今はインターネット事業で数千万を自動で稼いでいます。

 

さて、今日も今日とて大事な話。

 

営業マン時代に
お坊さんからブチ切れられて
半泣きになったことがあるのですが、
そのときの話をします。

 

信頼関係の深さって、
接触回数じゃないんですよね。

 

どれだけ相手のことを想い、考え、
利益貢献できたかによって強度が変わります。

 

さて、では、スタートです…

 

==================

僕は20代前半の営業マン。

 

企業に飛び込み営業をおこない、
パソコンやLEDを売るのが仕事だ。

 

実は最近、「お寺」を狙っている。

 

なぜかというと、
「お寺」はお金を持っているし、
住職さんは優しい。

 

シンプルにいうと、商品を買ってくれやすいのだ。

そして、このおいしさを知らない営業マンは多い。

 

だから僕は、甘い蜜を吸うかのごとく、
「お寺」を見つけるたびに
元気に飛び込み営業をしていた。

 

また、「教会」もおすすめで、
以前、白いお城のような教会に飛び込んだとき、

めちゃくちゃ優しい目で話を聞いてくれて、
最終的に商品を買ってくれた。

 

「親が◯◯教の信者なのでつい飛び込んでしまいました…」と、
今思えばとんでもないハッタリをかましていたが…

 

で、最近、
山のほうにある大きなお寺
ターゲットにしていた。

 

僻地にあるし、
競合他社の営業マンも行ってないだろうと判断。

 

僕は大型商品を売るために、
あらゆるパターンを考えた。

 

…とりあえず何度も訪問し、
信頼関係を構築し、
5回目くらいの訪問時に商品を提案しよう、と思った。

 

そして、初回訪問の日がやってくる。

 

ピンポーン ピンポーン 

 

お坊さんが、出てきた。

 

「はじめまして!株式会社◯◯のてらけんです!
地域の営業担当になりまして、
お邪魔させていただきました!

ぜひ名刺交換してください!」

 

僕はもう、ノリノリだった。

若手営業あるあるだが、
勢いで乗り越えようとするタイプ。

 

「お〜、こんな所によく来たねぇ。名刺?いいけど〜」

「ありがとうございます!このお寺大きいですね!すごいです!」

「ん?あぁ、そうだね。元気だね〜」

 

僕は心の中で、

「(このお坊さん絶対いい人だな…
何度か訪問したら絶対イケるでしょ…)」

と思っていた。

 

名刺交換後、10分くらい談笑。

 

今度パソコンに関するチラシを持ってきます!
と伝え、その場を後にした。

 

そして帰りの営業者の中で、上司に電話。

 

「あのお寺行ってきました!
住職さんすごくいい人でした!

明後日くらいにまた行ってみます!
多分イケます!直感ですけど!」

 

ブラック企業あるあるかもしれないが、
売らないと居場所がなくなるので必死だった。

 

とにかく、絶対に売らないといけなかった。

過程とか関係ない。

売ることが全てだったのだ。

結果至上主義。

 

そして2日後、僕はまた訪問した。

 

チラシを渡して、雑談をして、
また来ますと伝え、撤退。

 

感触は良好。

 

次回、つまり3回目の接触時に
パソコンの提案をジャブでしようと思った。

ワクワク。

 

で、ジャブの精度を上げるためにも、
上司を同席させようと思ったのだ。

 

「お疲れさまです!
もしよかったら次回の訪問時、同行してくれませんか?

絶対イケると思うので、
ジャブで営業トークしてほしいです。

お願いします!」

ということで、Y課長に声をかけ、
1週間後、またアポなしで訪問することにした。

 

そして、運命のその日・・・

 

僕はこの時、
まさかこんな事態になるとは
思ってもいなかった

 

「こんにちは!また来ました!パソコンの件で…」

 

その次の瞬間。

鬼のような形相で、怒鳴り声を放たれた。

一瞬、理解できなかった。

 

「お前らまた来たんかあああああああああ!!!!!!!!!

しつけえんだよおらあああああ!!!!!!!!!

いい加減にしろ!!!!!!!!!

二度とくるな!!!!!!!!!」

(※マジです)

 

僕は「すみません…」と小さな声で謝り、
Y課長も頭を下げてくれた。

そして逃げるようにその場を立ち去った。

 

Y課長からも当然怒られた。

わざわざ遠くまで来てもらったのにこのザマじゃ、
怒られるのは当たり前だ。

本当に申し訳ないことをしてしまった。

 

僕は、2,3回も対面で会えば、
信頼関係がある程度構築されていて、
すんなりとオファーが通ると思っていたのだ。

 

実際、このスタンスで
商品を買ってもらったこともあったので、
今回もイケると勘違いしていた。

 

鬼のような形相と怒鳴り声、お坊さんがあんなに怒る?!
と疑問に思ったが、そのくらい、イヤだったのだろう。

 

というか、
Y課長を急に連れてきたのが
良くなかったのかもしれない。

 

ゴリゴリに営業されると思い、
拒否反応を示したのだろう。

 

それにしても、一体どうすれば
もっと強固な信頼関係を築けたのだろうか…

==================

 

と、いう感じなんですけど、
これを書いてる今、当時のことを思い出し、
ちょっと手汗がじわぁっと出てきています。

 

それくらいに怖かった。

 

なんというか、
イケると思っていた相手から
突然ブチ切れられた感じ。

告白する前に拒絶反応、みたいな。

 

お坊さんでもあそこまで怒るんだ…
と学びにもなりました。

でも完全に僕が悪かったなと思います。

 

さて、ちょっと真面目なトーンで話していきますが、
営業でもインターネットビジネスでも、
ベースにあるには「信頼関係」ですよね。

 

信頼関係があるから話を聞いてくれるし、
心を開いてくれる。

 

商品も買ってくれるし、
誰かに紹介だってしてくれます。

 

…僕はあの頃、
「信頼関係」の本質について
何も分かっていなかったように思うのです。

 

当時、接触回数を上げれば信頼され、
商品が売れると思い込んでいました。

 

これはザイオンス効果ともいいますが、
ようは、同じ人やモノに接触する回数が増えれば増えるほど、
その人やモノに対して好印象を持つようになる心理現象のことです。

 

これは、インターネットビジネスに
取り組んでいる人も注意してほしいんだけど、

相手との接触回数を増やしたからといって、
そこまで売上UPには繋がりません。

(もちろん、接触回数が少ないよりは
多い方が親しみを持たれやすいけど、
その数は本質じゃないってこと)

 

でもみんな、
少しでも接触回数を上げようと試みて
ひたすらSNSを更新したり、

中身がうすいステップメールを
書きまくったりしています。

本当に大事なのは、そこじゃないんですよね。

 

僕はお坊さんに対し、
一方的に信頼関係を構築できていると思い込んでいました。

 

訪問とは別に、
メールも送っていたりしたので、
わりと多媒体で接触していたのです。

 

でも、蓋を開けると、
1mmも信頼関係を築けていなかった。

 

インターネットビジネスに置き換えていうと、
いざコンテツを作ってオファーしたのに、
誰も買ってくれないじゃん、みたいな現象です。

 

「あれだけ訪問したのに」

「あれだけ接触したのに」

「あれだけがんばったのに」

という叫びは、相手からしたら〝関係ない〟のです。

 

僕のこの時の行動を冷静に見ればわかると思うんだけど、
僕は、自分のことしか考えていませんでした。

The・自己中。

 

相手のことを深く知ろうとせず、
適当な雑談をかますだけで、あとは、

「いい人そうだしきっと大丈夫。イケるイケる」

と判断。

もはや失礼なわけです。

 

これビジネスで稼いでいきたいなら
本当に注意してほしいんですけど、

真の信頼関係って、

相手のことをどれだけ考え、
相手の利益にどれだけ貢献できたかによって
180度変わります。

 

自分ファーストになってるうちは
信頼関係なんて結べないし、
お金も発生しません。

そしていつかボロが出ます。

 

利益貢献というのは、
幅広い概念として捉えることが大事で、

例えば上記のお坊さんの例なら、

「お寺の運営における悩みを聞いて、それを解決してあげる」

ことも当然利益貢献だし、

「お坊さんの話をよく聞き、深く共感してあげること」

も利益貢献に入ります。

 

コミュニケーションの文脈において、
みんな自分ファーストで、
相手の存在をないがしろにしてるんですよね。

利益貢献が全くできていない。

 

シンプルにいうと、
「ひとりよがりになっていませんか?」
ということです。

これは文章を書く際にも非常に重要なポイント。

 

僕はお坊さんにブチ切れられるまで
気づけなかったんですよね。

 

勝手に、信頼されてると思ってました。

よくよく思い返せば、
相手の話をあまり聞いていなかったし、
「商品を売ること」ばかり考えていたというのに…

 

おそらく、そういう思考って
バレると思うんですよね。

ましてや相手はお坊さん。

もしかしたら全部バレていたのかもしれません。

僕が下心しかなくて、
ちゃんとした信頼関係を結ぶ前にオファーしようとしてる、
ということに。

 

で、これはプライベート、対人関係でも同じです。

 

回数を重ねれば重ねるほど
信頼関係が築かれて
相手は自分のことを好きになってくれる…

と考えるのはちょっと危険。

まずその発想自体が自分ファーストです。

 

最近、ちょっと個人的に
仲良くなりたい人がいたんですけど、

5回、6回と会っていく中で、
そこまで信頼関係が深まっていない感覚がしたんですね。

 

それも、「回数」にフォーカスしていたけど、
全く同じ話で、本質はそこじゃいないなと。

 

振り返ると、もっと相手のことを想い、
利益貢献できるシーンはたくさんあったなと思います。

人間、つい自分ファーストになっちゃう生き物ですよね…

 

逆に、さっきもLINEしてたんですけど、
3回くらいしか会ってないのに、
一方的に絶大な信頼を寄せている友人がいます。

彼の名をSさんとしましょう。

 

Sさんは、僕が東京に来て間もない頃、
初めましてで1回飲んで、

そのあと、6人の飲み会に誘ってくれたり、
パーティーに誘ってくれたりした人物です。

 

当時の僕には、こんな痛みがありました。

「(東京に来たばかりだし、
プライベートの友だちが全然いないんだよな…。

飲み会とか誘ってほしいな。

集団の飲み会とかめっちゃ行きたい…。
でもなかなか誘われないのが現実だよなぁ…)」

 

恥ずかしいですが、
これは明確な痛みでした。

そしてこの痛みは、
表にあまり出していませんでした。

 

でもSさんは、そんな僕の、

〝表に出していない痛み〟

に寄り添ってくれて、
集団の飲み会やパーティーに誘ってくれたのです。

 

僕の立場になって考え、
利益に貢献をしてくれたということ。

 

当時、これは本当に救いになりました。

 

すごく嬉しかったし、
一気にSさんのことが大好きになっちゃって。

 

今でもかなり感謝してます。
そう、感謝してるんです。ずっと。

 

会った回数はまだ3回くらいなのに、
当時の痛みを取り除いてくれたSさんのことを
勝手に信頼しまくっています。

 

こう考えると、
やっぱり数じゃないなと思うのです。

だって3回ですからね、3回。

 

そして面白いことに、
僕の好意が伝わっているためか、
Sさんも僕に対して信頼してくれています。

 

これは、SNSでもブログでも
LINE@でもメルマガでも
全部同じ話です。

 

相手が表に出していない部分にまでフォーカスして、
利益貢献をおこなう。

これによって数を凌駕した信頼関係が構築できます。

 

たとえば僕は、
ビジネス・マーケティングのジャンルで発信していますが、

「とにかくお金が稼げればいいよね」

みたいなことは言っていません。

(発信の都合上、
分かりやすくするために
お金の大切さを繰り返し教育してる時もありますが)

 

お金も大切だけど、
お金以外にも大切なことはたくさんあるから、
大切なものをちゃんと大切にして
お互い幸せになっていこうね、

というメッセージ性がベースに流れています。

 

みんな、

「お金が稼ぎたい!お金が欲しいんじゃあああ」

となりがちですが、そこに対して、

「いや、わかるよ。お金は大切だよ。
でもお金以外にも大切なことはたくさんあるからね?」と、

定期的に、〝思い出させています〟

 

これにより、相手は、表に出していない、
忘れかけていたことを思い出します。

これも、利益貢献なのです。

 

僕が今コンサルしてる人にも、
これらの最重要事項は繰り返し伝えています。

 

ちゃんと理解して実践できたら
収入の桁が変わるので、
ぜひ忘れないでくださいね!

 

ではでは。

 

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