たまに、ふと思う。
しんだ人や動物とはどこで会えるのか？
本当にまたいつか会えるのだろうか？
会えるとしたら、どこで？
お互い形が変わっていたら、そもそも認識できるのか？
推しの作家がいる。
角田光代と江國香織だ。
Wikiで調べると57歳と60歳。
もうその歳になったのかと思うと
不思議な気持ちになる。
当たり前だが、10年前は47歳と50歳だ。
そして僕もまだもっと若かった。
彼女たちが生きてる限り、
当たり前に歳を重ねていく。
そして基本的には
僕よりも早くしんでしまう。
それを想うと悲しくなる。
角田光代と江國香織には
永遠でいて欲しいのだ。
仮にしんでしまったとしたら。
彼女たちがしんでしまった場合は、
もう物理的に会うことも
新作を読むこともできない。
でも過去の作品たちは一生残り続ける。
彼女たちのぶんまで
ずっと生きてくれる。
ずっとずっと。
いつか僕も50歳、60歳となる。
80歳、90歳になる時も
来るかもしれない。
そうなったら、自分もしんでいく。
その時に会いたい人は
どれだけいるだろうか。
きっと天で会えるだろうと
確信できるのだろうか。
しんだ動物たちも、
一体いまどこで何をしてるのだろう。
また同じ系統の動物に
生まれ変わっているのだろうか。
何かの奇跡が起きて、
人間に生まれ変わることも
あるのだろうか。
いつ会えるんだろう。
もう会えないのに、
何かのタイミングで
いつか会えるんじゃないかと
思ってしまう。
今日も、思ってしまう。
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