自分を(一部)受容しながら生きていくということ

こんにちは、てんです。

僕は世界を放浪しながら
コンテンツビジネスを軸に
年数億を収益化しています。

ほか、アパレル事業やエンジェル投資なども。

得意領域でいうと、
SNS、DRM、自動化、マーケ、
コピーライティングあたりになります。

最近とても思うこと。

「自分を変える」のは難しいです。

表面的な、枝葉の部分はわりと変えられます。

習慣を変えることで
全体最適化されて、
いろいろ変わっていくこともある。

とんでもなく衝撃的な事件や事故に遭い、

変わらざるを得ない状況に追い込まれ、

いよいよ変われることもある。

けど、そんなのはごく一部で、

大体の場合、なかなか変われないのです。

そういう意味で言うと、

ビジネスシーンでがんばって結果を出して年収1000万みたいな、

そういうのが「変わる」に該当するか分からないけど、

そんな感じのケースなら無数にあるとは思います。

数字って分かりやすいし、

変わったという実感を得やすいです。

でも僕の場合、

まぁ同級生の100倍くらいの結果を出してきて、

それで自分自身をいい意味で変えられた部分はあるんだけど、

しかし本質的な部分、

根っこの芯の部分が変わったかというと
中々YESとは言いにくいです。

自分の中で直したいことがあり、

やめたいことがあります。

それと向き合い、向き合い、向き合い、

葛藤し、悩み、苦しみ、

そうして最近まで
プロのLGBTカウンセラーに依頼をして、

自分を変えよう！と思って
奮起をしていたのでした。

別に病んでいるとかではなく、平常運転。

相変わらず色々なことがあり、
色々なことが起き、
色々なことに手を出しています。

で、途中まで「変われたかも、自分」

といった感覚で
第二の人生Startだああああ
みたいな気持ちでしたが、

結局、いやぁこれ変わるのってむずいなと思い、

いまはもうダメな自分を一部「受容」することで、

ちょっと楽になれています。

マイナスな意味での諦めや諦観ではありません。

葛藤し、悩み、試行錯誤した上での

「あぁ、自分ってこんな感じだよね。
どこまでいってもこんな自分なんだよね」

という受容。

自分への期待を減らす感じ。

無理してかっこいい自分や
理想を極めた自分を
演じなくていい感じ。

この「受容」って難しくて、

自己啓発本ではよく
「自分を受け入れてみよう」とか
「自分を愛そう」と語られます。

もうそんな本、何百冊も読んできました。

そして全く意味がありませんでした。

そんな簡単に変われないし、

そんな簡単に
自分のことを好きになれないよね、という。

僕はそう思うようになってから、

自分を受け入れられない自分とひたすら向き合い、

ダメダメな自分、どうしようもない自分を何度も見て、見て、覗いて、

それでもムシャクシャして、

ダメだな自分はやはりとか思って、

その延々の繰り返しの中で、

ようやく光に近いもの、

自分的にこれなら腑に落ちるかも
という形での「受容」というのを、

本当の意味で知れました。

でも悟りみたいな、

完璧なる受容ではなくて、

体感的に50〜65%くらいの受容。

それでも良かった。

これが自分なんだ、
どこまでいってもこれが自分なんだ…
という状態。

自分。自分。自分。

そして、ここからだと思いました。

人生や物語は。

「うん、なるほどね、
そうだねこれが、
こんなのが自分の正体であり本質だよね。
クソだね、どうしようもないね。
じゃあどうしよう？
じゃあ、それをもって、どう生きていこうかね」

と考える。

初めて本当の意味で
考えられるような気がするのです。

逃げたり蓋をしたりすると、

余計に色濃く、

クッキリと浮かび上がってきます。

時間差で。

それはボディーブローのように
じわじわと効いてくる。

意外と向き合って直視してしまえば、

そんなに怖くないのかも。

その上でじゃあどうしようか、と考えられる。

ただ適当に雑に
何も考えずに楽しく生きていけたら
それが一番です。

いろいろなことを割り切れたら一番です。

しかし僕のように割り切れない人もいる。

葛藤してああでもないこうでもないとやって、

ようやく自分なりに小さく腑に落ちて、

なんとか割り切れてるように見えるだけの人。

この状態から、

「過去は過去だし！割り切って生きていこう」

とか言われても、もしくはそういう本を読んでも、

『何も』救われないのです。

だってそういう生き方はできないから。

なかなか本質は変えられないということですね。

誤解なく伝えておくと、
変えられる部分もありますよ、きっと。

ただ例えば、

「スムーズに割り切れない性格」のように、

がんばっても中々変えられないことの場合、もう仕方ない。

それを抱えて生きていくしかない。

受容。

受容した上で、

「じゃあどうやって生きていこうか」

と考える。

どうすれば
割り切れない人間性のままでも
幸せに生きれるか、を考える。

「そもそも
割り切らなきゃいけないシーンに
遭遇しないように生きる」とかね。

人選びも大事になってくると思います。

本来、ビジネス系コンテンツなら、

「人生は変えられる！
変えられるんだ！
億を稼げばなんでも買えるぞ！
順風満帆！」

と言った方が
僕としてもリターンがあると思います。

夢を売れますからね。

まぁ僕もリアルタイムで
億プレイヤーをしています。

が、これがリアルです。

僕もただの人間なのです。

クソなのです。

クズなのです。

ええ、そうなんです。

それでもこうやって
全身で生きているのですよ。うん。

リアルを綴った方が
誰かの為になると思ったので、

今回、リアルな言葉だけで
書かせていただきました。

ではまた！

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